プロフィール
当ブログの筆者
当サイトへようこそお越しくださいました。
私の名前は「ルネ」と申します。ルネサンス、の頭2文字から取りました。
- 1996年生まれ
- とある地方都市出身
- 2019年に4年制大学卒業&社会人デビュー
- 現在は首都圏で夫と二人暮らし
- 自分の想う「お嬢様」になるため、日々邁進中
お嬢様を目指すきっかけは、丹山吹子様
私がお嬢様を目指すと決意したきっかけは、米澤穂信著『儚い羊たちの祝宴』にあります。
『儚い羊たちの祝宴』との出会いは、高校生の時に受けた模試。
収録作「玉野五十鈴の誉れ」が現代文小説の問題に取り上げられており、そのストーリー・キャラクターに強烈に惹かれました。
物語が頭を離れず、模試の帰り道本屋さんに寄り、『儚い羊たちの祝宴』を購入。
以降、折に触れて5つの物語を読みふけりました。
その後高校、大学を卒業し、社会人に。
学生時代とはガラリと違う生活の中で、仕事でもプライベートでもたくさんの失敗を重ね、自己嫌悪に陥る日々。学生時代とのギャップに体が耐えられず、休職した期間もあります。
そんな時私の心をときめかせたのは、『儚い羊たちの祝宴』収録の「身内に不幸がありまして」に出てくる、丹山吹子お嬢様でした。
どんな物事もそつなくこなし、立ち居振る舞いは完璧。歳を重ねる毎に、美しく成長していく女性。
以下は、吹子お嬢様の使用人・村里夕日視点の文です。
お嬢さまは、わたしなどには想像もつかない超人的な克己心をお持ちなのです。
米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』収録「身内に不幸がありまして」より
―私も、克己心を持ち合わせた、美しい人になりたい。
眠りも恐れず味方にし、私だけがなれる「お嬢様」像を見つけたい。
そうして、私の「お嬢様」を目指す人生が始まりました。
私の目指す「お嬢様」像
吹子お嬢様を追従しようとすると、まず自宅に様々な施設が必要ですし、何よりあの物語の結末を考えると、完璧な模倣は不可能です。
ですので、私は私だけがなれる「お嬢様」像を考えました。
様々な書籍を読み、ロールモデルとしたいキャラクター・人を観察し、導き出したのが以下の要素です。
- 自分の人生を自分で切り開いている
- 日頃から多くの物事にふれ経験豊富である
- 余裕を持って行動する
- 美しい言葉を発する
- 己を客観視できる
もちろん、経済的に不自由しないという意味の「お嬢様」にもなりたいです。この点は、最後の「自分の人生を自分自身の力で切り開ける」に通ずるところもあるかもしれません。
具体的な目標については「私の目指す「お嬢様像」と具体的な行動目標」に書きましたので、こちらもご覧ください。
なぜ、お嬢様「ルネサンス」なのか?
実はわたしは、幼い頃「お嬢様」でした。
ただ、「自分がお嬢様である」という自覚はまったくなく、おとなになった今家庭環境を振り返ると「もしかして」という程度です。
私自身も幼い頃厳しくしつけられた……のにすべて反抗して、子供らしく傍若無人に振る舞っていましたので、お嬢様とは程遠い姿ではあったでしょう。
また、私の愛読書のひとつ『女性の品格』で、坂東眞理子さんはこうおっしゃっています。
明治から大正時代に日本を訪れた外国人は、(中略)貧しくても正直で勤勉で礼儀正しく、思いやりがある庶民に社会の品格を感じています。当時より二十一世紀の日本人はずっと豊かになり、教育水準も高くなっています。私たち一人一人が品格ある人間として、品格ある女性として生きるよう努めたいものです。
坂東眞理子『女性の品格』より
- 幼い頃に存在していたかもしれない「お嬢様」としての私の復興
- 古くから大事にされてきた、現代でも通用する価値観・マナーを復活させる
こうした意味を込めて、当ブログ名を「お嬢様ルネサンス」としました。