ラジオを5分聞けない私がAudibleをおすすめしたい理由4つ
Amazonが提供するオーディオブックサービス、Audible。
色々な方面でお勧めされているのを見ましたが、正直チャレンジする気にならず。
何故なら私は「耳から情報を入れる」ことに苦手意識があったからです。
- ラジオは5分続けて聴けない
- 人の話はメモしないと頭に入らない
- 電話は大の苦手(聞き取れないのが怖い)
目で見て覚えるのは得意なのですが、聞くのは苦手です
そんな私ですが「まあ1ヶ月だけ」と契約したAudibleにすっかりハマってしまいました。
それは、「耳で本を聞く」だけではないAudibleの良さがあったからです。
Audibleを聞くメリット①:目で無意識に飛ばしていたところを発見できる
まず何より大きなメリットは、耳で聞くことで、目で読んだ時には無意識に読み飛ばしていた部分を発見できることです。
何度も読んだことのある本でも、目で見るのと耳で聞くのとは訳が違うのだと驚きました。
それもそのはず、本の読み上げを耳で聞くのは、文の羅列ではなく、一文一文としっかり向き合える時間があるということです。
本を読むと無意識のうちに「ここが重要だろう」という点を選んで覚え、読み進めていたことが分かりました。
耳から一文一文じっくり丁寧に向き合うことで、「こんな描写があったんだ!」「こんな単語が使われていたんだ!」という発見があります。
マインドフルネス読書ができるのが、Audible。
Audibleを聞くメリット②:単語の読み方やアクセントがわかる
本を目で読むだけでは分からないのが、単語の読み方やアクセント。Audibleなら分かります。
すべての本・文章にふりがながついているわけではありません。本を読んでいてわからない単語は辞書やネットで調べればいいですが、知らない漢字だと探すのも一苦労です。
Audibleなら文章がすべて読みあげられるので、読み方から調べることができます。
手元に本があれば、読み方・書き方の両方が身につきます。
さらに通常の書籍と異なり、朗読されていることによって単語のアクセントが分かります。
書くだけではなく、日常会話の語彙力を高めることができるのが、Audibleの特徴です。
Audibleを聞くメリット③:丁寧な言葉遣いが身につく
私がAudibleを契約するきっかけは、「丁寧な言葉づかいを身に着けたい」という想いでした。
美しい言葉遣いは自分自身で意識するだけでなく、環境も工夫しなくてはならないそうです。つまり、自分の耳に入る言葉遣いも理想的にすべきということです。
とはいえ他人は変えられません。そこで、Audibleの出番です。
書籍、特にビジネス書などは基本的に「です・ます」調の丁寧な言葉づかいをしていますので、耳からたくさんの理想的な言葉づかいを聞くことができます。
私の愛読書『儚い羊たちの祝宴』も聴き放題対象でした。
聞き始めたばかりなのでまだ効果は実感していませんが、脳内のふとしたつぶやきが丁寧になっている気がします。
Audibleを聞くメリット④:目を酷使せず暇つぶしできる
例えば仕事帰りの電車、何時間もPC作業をしたから疲れているはず。なのに、手持ち無沙汰だからとついスマホをいじり続けてしまう…そんなことが多々ありました。
Audibleで朗読を聞けば、手持ち無沙汰になることなく、目を休めることができます。
理想は資格勉強の音声講義を聞くことなんですが、疲れているとなかなかやる気にならないんですよね…
疲れていてついスマホを触ってしまうのは、何もしていないと体の状態に意識がいき、疲労をより深く感じるからではないでしょうか。
しかし、スマホを触れば触るほど、目と頭が疲れてしまいます。
手元で本を読むとしても、目を使ってしまう上、帰宅ラッシュの満員電車だと手が塞がるのが危険。
自分の体の状態から、本の内容に気を逸らせるために活用できるのがAudible。イヤホンさえあれば、気軽に本の世界へ飛び込めます。
また車で帰宅する方も、Audibleをスマホのスピーカーモード等にすることで、空いている耳を有効活用できます。
Audibleで読書はもっと面白くなる!
ということで、聞くのが苦手な私がAudibleをおすすめする理由は以下の通り。
- 目で無意識に飛ばしていたところを発見できる
- 単語の読み方やアクセントがわかる
- 丁寧な言葉遣いが身につく
- 目を酷使せず暇つぶしできる
目で読む本と補完し合いながら、より発展した読書ができるのがAudible。
ただ本の内容を頭に入れるだけでなく、言葉の使い方もマスターできます。
頭と目が疲れている時も、淡々と、しかし優しい朗読に癒やされます。
「本は目で追ってこそ」という方こそ、Audibleで新しい扉を開いてほしいです!