【読書感想文】『自由もお金も手に入る!勝間式超スローライフ』

今回は勝間和代さんの著作『自由もお金も手に入る!勝間式超スローライフ』についての読書感想文です。
『勝間式超スローライフ』書籍情報
出版年 | 2020年10月7日 |
ジャンル | ライフハック |
著者 | 勝間和代 |
『勝間式超スローライフ』を手に取った理由
この本はKindle Unlimitedのおすすめで出てきたので読んでみました。
ブログで書きたい!おすすめしたい!と思った理由は、今の働き方だと満足に家のことや趣味ができないと感じている中で刺さる点が多かったからです。
- リモートワークと出社が半々くらい、繁忙期はずっと出社
- 繁忙期だろうと閑散期だろうと同じ時間働かないといけないのが不満
- 隣の部署のすべてを大声で話す人が苦手、その人がいると集中できない
- 出社時は気分転換に運動や仮眠をしづらい
- 電話対応は見知らぬ他人から遠慮なしに時間を奪われる感覚があり、とりわけ嫌
自分の時間を何よりも大事にしたい私にとって、出社して多くの時間を他人と過ごさなければならないことはとても苦痛に感じます。
その状況をなんとか打破したいと考えている私にとってとても刺さるのが本著でした。

同じように不満を持っている人、不満までいかなくてもぼんやりとした不安・モヤモヤがある方にも、きっと刺さるところがあると思います!
『勝間式超スローライフ』で最も響いた部分
この本は「自分にとって快適で幸せな環境を構築する」ために必要なマインド・行動がまとめられています。
「生活を最適化するためには時間比例の報酬体系から成果報酬型の仕事にシフトすべき」
というマクロの視点もあれば、
「オンラインですべてを解決するためにメッシュWi-Fiを構築するとよい」
というミクロの視点まで、幅広く網羅しています。
その中から私に刺さった箇所を抜粋して紹介します。
①なんのために働くのか?
私たちは、「幸せになりたい」「快適に暮らしたい」ということを夢見て、様々な技術革新を行ってきましたし、そのために労働もしています。それであれば、もっともっと一人当たりのスペースが広くて、食事や睡眠の自由度が高く、自由に動き回れるような、自分にとって快適で幸せな仕事環境を構築する方が、合理的ではないでしょうか? 自宅で穏やかに過ごす時間も、もっともっと増やすべきではないでしょうか。
勝間和代『自由もお金も手に入る!勝間式超スローライフ』P.43-44
今自分が置かれている環境を振り返ると、確かにインターネットは高速化して一部山間や海上を除けばどこでも使えるようになっています。
その中で、わざわざ同じ場所で仕事をする意義はあるのでしょうか?

ましてや私は他の人がいる環境に長時間いることがあまり得意ではありませんし。
筆者も指摘しているように、コロナ禍で「あれ?リモートワークで十分だな」「むしろ快適だな」と気づいたら、元の出社(通勤)至上主義に戻るのは不可能でしょう。
②現代に見合う働き方を考える
メディアや親や生まれ育った環境から教えられた働き方、そしてその働き方に基づいたお金の使い方をゼロベースで見直して、「どうしたら 1日 6時間以下の労働時間で十分な収入を得た上で、より豊かな生活時間が確保できるか」 という問題提起に、自分のキャリアやライフスタイルを一歩でも近づけていく方法を考えることを、ここでは推奨したいと思います。
勝間和代『自由もお金も手に入る!勝間式超スローライフ』P.67
わたしはこれまで「少ない時間働いて豊かに暮らす」ことを夢見ていました。同時にそれは叶わぬ夢だとも思い込んでいました。
しかし変化の激しい現代で、人間らしくまた自由に生きるためには、労働時間は多くて6時間くらいにすることが絶対必要だとこの本に教わりました。
会社員である以上、それを叶えるのはかなり難しいでしょう。
特に私はザ・日本企業な会社で働いているので、育児など理由のない時短勤務は現時点で無理。

副業、もっとがんばりますね!
『勝間式超スローライフ』を読み終えた感想
『勝間式超スローライフ』を読み終えて、私はブログ運営の熱が再燃しました。
正直に言いますと、これまでブログ運営は「時間が空いたらやる」「気が向いたらやる」くらいの思いでした。
しかし、自分の裁量で自由に暮らすには「労働時間に比例しない収入をつくる」ことが重要だと分かりました。
労働時間に比例する収入、いわゆる「フロー型」の収入だけでなく、労働時間に比例しない「ストック型」の収入をつくること。そしてストック型収入の比率を上げていくこと。
これが今、私の目標かつ課題のひとつになりました。

今は毎日のブログ更新が難しいですが、スキマ時間はマインドマップを開いて、記事のネタ作りをしています!
おわりに
以上、『勝間式超スローライフ』の読書感想文でした。
この本がコロナ禍でのリモートワーク推奨後、コロナ明けの出社回帰に振り回されている人が抜け出すきっかけになればと思います。
また、外で過ごすのが好きと言う人にもおすすめできます。
自分らしく過ごすために何をするべきか、どう考えるべきかを見つめ直すきっかけになると思うのです。

無理だと決めつけず、できるところから手を付けていきましょう!